省エネ住宅


従来の内断熱工法

内断熱工法とは?

在来工法の多くが採用している内断熱工法とは、グラスウールなどを柱の間などに充填施工する工法です。 壁の中に断熱材が施されることになるのでこう呼んでいます。

内断熱工法の特徴

内断熱工法の特徴は、いくつかあります。

1. 柱の部分には断熱材が入っていない。
2. 断熱材と柱の間には必ず小さな隙間ができる。
3. 筋違いやコンセント、水道配管によって断熱材が入れられない部分があり、断熱効果が低下する。
4. 壁の中に断熱材を入れると、壁内部の空気の流通が阻害される。

これらの特徴をまとめると、内断熱工法は室内の熱が窓や柱と断熱材の間から外に逃げていくため、断熱性能の低い工法といえます。
外断熱工法とは?

外断熱工法とは、梁や柱などはもちろん屋根までもすっぽりと板状断熱材で包み込む工法です。高い断熱性と隙間のほとんどない環境をつくり出し、外からの暑さ・寒さの進入を防止します。

外断熱・内断熱のダブル工法とは?

在来工法の多くが採用している内断熱と、ここ数年、注目を集めている外断熱。
トーリツ独自の<外断熱・内断熱ダブル工法>は、それぞれの長所を融合し、次世代省エネルギー基準を満たす高水準の断熱性、気密性を実現します。

外断熱・内断熱のダブル工法

Point1 内断熱

古い断熱材をすべて取り除き、断熱効果の高い硬質ウレタンフォームをすきまができないように現場で充填します。
内断熱作業

硬質ウレタンフォームを吹き付けています。
内断熱作業

壁にびっしり充填された硬質ウレタンフォーム

Point2 外断熱

住まいの外側全体を、断熱性能トップにランクされるネオマフォーム®(20mm)でつつみ込むことによって、柱と断熱材の間から熱が逃げることを防ぎます。
外断熱作業

外側全体をつつみ込んだネオマフォーム®
外断熱作業

外側全体をつつみ込んだネオマフォーム®

ネオマフォーム

断熱材

住まいづくりに用いる断熱材は、その性能によってA-1からFまで、7ランクに分けられています。
トーリツの<外断熱・内断熱ダブル工法>では、断熱性能が最高クラスの断熱材を採用しています。

断熱材の熱伝導比較

次世代省エネルギー基準をクリアし、経済的で環境に優しい外断熱・内断熱ダブル工法

硬質ウレタンフォーム(吹付)をすきまなく充填し、ネオマフォーム®で外側からつつみ込み、断熱性・気密性がはるかに向上する住まいは、灯油の年間消費量を30%削減します。(当社調べ)。

次世代省エネルギー基準 リフォーム前 リフォーム後
熱損失係数(※1) 1.60(W/㎡K) 2.83(W/㎡K) 1.59(W/㎡K)
相当隙間面積(※2) 2.00(C㎡/㎡) 測定不能 1.90(C㎡/㎡)

気密検査の風景

気密検査の風景

(※1)熱損失係数とは
建物の内部と外気の温度が1℃のときに、1時間に、建物の内部から外部へ逃げる熱の量を床面積1㎡当たりの値として現した数値です。断熱性能や気密性が優れているほど、この数値は少なくなります。エネルギー使用量は、この熱損失係数から算出されます。
(※2)相当隙間面積とは
気密性をあらわす数値で、小さいほど気密性の高い住まいになります。全国の相当隙間面積の基準を規定した「平成11年省エネルギー基準」では、北海道・東北では2C㎡/㎡と規定されました。

灯油の年間消費量(当社調べ)

灯油の年間消費量

下図は、施工前と施工後のサーモグラフ比較です。在来工法では、断熱材とのすき間の熱橋(ヒートブリッジ)から暖かい空気が大量に逃げてしまいます。 「省エネ住宅」の住まいは、熱橋からの熱損失が最小限で済みます。

熱橋からの熱損失

外断熱・内断熱ダブル工法の断面図

外断熱・内断熱ダブル工法の断面図

※「マイチョイス」の場合は、既存グラスウールを使用し、硬質ウレタンフォームの吹付けを60mmにすることで気密性、断熱性を向上させます。
※ネオマフォームは旭化成(株)の登録商標です。

高断熱高気密化住宅に欠かせない24時間換気システム

24時間換気システム

隙間から常に空気が出入りする従来の住宅では、キッチンや浴室、トイレなど、それぞれ必要に応じて換気する「局所換気」で充分でした。 しかし、高断熱・高気密住宅では、外の湿度に左右されず、1年中24時間快適かつクリーンに生活するためには、家中の空気の流れを計画的にコントロールする「計画換気」が必要となります。 「Rise-Value21」がつくる高断熱・高気密の住まいは、室内の汚れた空気と屋外の新鮮な空気を入れ替える「24時間換気システム」を標準装備しています。 快適な室温を守りながら、クリーンな環境を保持するとともに、家具などから発生する有害物質も除去します。 「24時間換気システム」は、シックハウス対策として有効とされています。